大阪桐蔭・根尾、春1号!阪神・畑山チーフスカウト「大したもの」

 高校野球の練習試合が解禁され、選抜大会(23日開幕・甲子園)で史上3校目の春連覇を目指す大阪桐蔭は8日、関学大グラウンドで関西学院と対戦し19-0で快勝した。「4番・遊撃」で出場した今秋のドラフト上位指名候補・根尾昂内野手(2年)が本塁打を含む3安打2打点で勝利に貢献した。

 1982年のPL学園以来3校目の甲子園春連覇を目指す大阪桐蔭が、練習試合解禁日から強さを見せつけた。24安打で19得点。4番の根尾もチーム“春1号”の好スタートだ。

 「外のボールを強く打てた。振れている証拠だと思う。状態は間違いなく上がっています」

 一回一死一、三塁で右前に先制打を放つと、2四球をはさんで迎えた五回。一死走者なしで外角の直球を振り抜いた打球は、左翼フェンス(ポールまでの距離97メートル)を軽々と越えた。高校通算21号。八回にも右前打を放ち、いきなりの猛打賞だ。

 投打二刀流の今秋のドラフト上位指名候補を、この日早くもプロ5球団が視察。阪神・畑山チーフスカウトは「大したもの、反対方向にあれだけの打球を打てるのは。しっかりタイミングも取れるようになった」と冬の間の成長にうなった。

 練習試合ができない冬の間、根尾が重点的に取り組んだのも、まさにタイミングの取り方だった。

 「1球目でアジャストできるように。『後ろ小さく、前大きく』を繰り返しやりました」

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