稀勢の里、6場所連続休場…武蔵丸以来4人目 田子ノ浦親方「治療に専念」

 大相撲春場所(11日初日、エディオンアリーナ大阪)5場所連続休場中だった横綱稀勢の里(31)が春場所を休場することが8日、決まった。昨年春場所で痛めた左胸などの回復の遅れによるもので、大阪市内の田子ノ浦部屋で師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「治療に専念させる」と説明した。年6場所制となった昭和33年以降、横綱の連続休場は貴乃花の7場所連続が最長。6場所連続休場は平成15年の武蔵丸以来で4人目となる。

 悩める横綱が出した結論は、昨年秋場所以来となる全休だった。現行の年6場所制では2番目の長さとなる6場所連続休場。この日、稽古場に姿を見せなかった稀勢の里に代わり、師匠の田子ノ浦親方が説明した。

 「昨夜と今朝に話し合って決めた。左胸が完治しておらず、休場ということになった。治療に専念させたい」

 稀勢の里は2場所連続優勝を果たした新横綱場所の昨年春場所に左胸などを負傷した。その後は休場が続き、初場所も途中休場。次に出場すれば進退を懸ける場所になると自ら公言していたが、今場所も二所ノ関一門の連合稽古を休むなど、調整遅れは明白だった。

 3日連続で相撲を取らなかった前日7日も「うまくいかないところがある」と苦しい胸の内を吐露した。師匠との話し合いでは「出たいと思っているが、完治させてちゃんとした形で土俵に上がりたい」と話したという。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ