平昌五輪 韓国独特のトイレが改善?ゴミ箱撤去で汚さからお別れと思いきや、かえって不潔に

台風による洪水で汚されたトイレ。韓国ではゴミ箱撤去で日常になったらしい(ロイター)

台風による洪水で汚されたトイレ。韓国ではゴミ箱撤去で日常になったらしい(ロイター)

 朝鮮日報によると、ソウル市内の公衆トイレは新年に入って全てのゴミ箱が撤去された。ゴミをどこにでも捨てる利用客が急増し、床はゴミであふれ、便器も頻繁に詰まるようになったという。

 今回に先立って昨年8~9月にゴミ箱を撤去したソウル市内の地下鉄の男女トイレでは便器の詰まりが、7月に648件だったものが、8月に1049件、9月には1448件と2カ月で2倍以上に膨れ上がった。

 便器からは使用済みのトイレットペーパーのほか、飲み残しのテークアウトのコーヒーカップや食べ残しのリンゴ、下着、携帯電話などが出てきたという。清掃担当者は「基本的なトイレマナーを守らない人が多い」と呆れるばかりだ。

 2017年3月に開催された野球の国際大会、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、韓国代表が1次リーグを行ったソウル市内のドーム球場、高尺スカイドームでは観客が食べ残しや飲み物のカップなどの大量のゴミを置き去りにしたことがニュースとなった。

 専門家は公衆トイレの利用マナーの市民意識の向上が優先だと指摘。市民団体の代表は先進国の中で公衆トイレにゴミ箱がある国はないとしたうえで、「制度だけでなく、市民意識が変われるように政府や公共機関で積極的に広報に乗り出すべきだ」と説いている。しかし、開幕まで秒読み段階に入った。文化的民度が高まるには時間が足りないのではないだろうか。

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