史上初のタイ国籍選手出場!目黒学院・プスパコム「将来は日本代表」 高校ラグビー

 全国高校ラグビーは30日、大阪・花園ラグビー場でシード校13校も登場して2回戦16試合が行われる。4年ぶり出場のBシード・目黒学院(東京第1)の司令塔はタイ出身のSOプスパコム・ピーラナツ(2年)だ。97回を数える伝統の大会にタイ国籍の選手が出場するのは、大会関係者も「記憶にない」といい、“史上初”の快挙といえそうだ。

 長崎南山戦を翌日に控えた29日、目黒学院は東大阪市内でBチーム相手の実戦練習など、約2時間の練習をこなした。

 「攻めでも守りでも負けないようにしたい」

 不自由しなくなった日本語で、プスパコムは初陣への決意を口にした。

 父クリットさんが元タイ代表WTBというプスパコムはバンコクの名門ワチラウッドカレッジでプレーしていたが、「レベルの高い日本でやりたい」と希望。同校を日本人の大中哲宏コーチが指導していたこともあり、勧められて13歳で目黒学院中に入学した。日本語は全く話せなかったが、タイへ1度も帰ることなく努力し、「休みのときは渋谷に遊びに行く」ようにもなった。

 1メートル79、86キロとタイ人としては大柄でパス、ラン能力も高く、トライも取れる。「将来は日本代表」という夢へ、まずは満点の花園デビューを果たす。 (田中浩)

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