「くらわす時でも頭と腹はやるな」日馬富士が破った角界の“不文律” 制御効かず、一般人なら死ぬレベル

羽田空港に到着し、報道陣に囲まれる横綱日馬富士関=16日深夜、羽田空港(佐藤徳昭撮影)

羽田空港に到着し、報道陣に囲まれる横綱日馬富士関=16日深夜、羽田空港(佐藤徳昭撮影)

 医学的にみても、診断書に記載された症状は並大抵でない。

 富家医師は「相当強く殴らない限り、頭蓋底骨折や髄液漏の疑いにはならない。一般の人なら死んでいたと思えるほど強打で、悪質だ」と解説する。

 「これまで日馬富士に関しては、短気だという以外、あまり悪い噂を聞かなかっただけに残念だ。実は大相撲は欧米社会から、ある意味、最も民主的なスポーツとして評価されてきた。出場枠に制限のある野球などと違い、力士を目指した人間すべてに横綱になる機会が与えられるからだ。ただ、弟子に対する暴行が悪しき慣習として残ったままなのは残念。ましてや酒の席でビール瓶を持ち出し頭を殴るのは、角界の慣習をすべて無視した行為だ。九州場所初日、2日目の日馬富士の元気のない戦いぶりと表情からみても、休場は当然。展開によっては引退せざるを得ないだろう。もちろん警察の捜査の対象になる可能性はある」と続けた。

 横綱による角界の“不文律”に対する裏切り行為はあまりに罪深い。

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