横綱・日馬富士暴行 解雇を含む厳罰に課される可能性も 協会内も一枚岩でなく解明は待ったなし

 横綱にあるまじき暴行は、場所のさなかという最悪のタイミングで明るみに出た。日馬富士関は場所前に起こした問題を抱えたまま、2日間も土俵を務めたことになる。国技の信用が再び地に落ちかねない。

 横綱の暴行によって、貴ノ岩関がけがをしたのは先月26日。師匠の貴乃花親方は数日後、鳥取県警に被害届を提出したが、日本相撲協会執行部に報告することはなかった。協会側の説明では、今月2日に県警から連絡を受け、初めてトラブルの存在を知った。

 鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)が3日に伊勢ヶ浜、貴乃花の両親方から電話で事情を聴いたが、いずれも「分からない」という趣旨の返答だったという。

 横綱の暴行は刑事事件に発展する恐れもあり、解雇を含む厳罰を科され、廃業となる可能性さえある。事態の深刻さを理解できていなかったとすれば、協会も両親方も脇が甘いとの批判は免れない。

 複数の関係者によると、酒席には白鵬関、鶴竜関の両横綱をはじめモンゴル出身力士の多くが参加。貴ノ岩関の「もう、あなたたちの時代ではない」といった趣旨の発言に、日馬富士関が激高したという。

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