DeNA快進撃を支えたラミレス采配 98年日本一監督、権藤博さん「勝負の仕方分かってる」

 【プロ野球通信】

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)では2位の阪神、優勝した広島を次々と撃破。3位から日本一を目指したDeNAは、パの覇者・ソフトバンクとの日本シリーズで3連敗のあと連勝。勢いに乗って臨んだ第6戦でもいったんリードを奪いながら最後は延長十一回にサヨナラ負けし、悔し涙を飲んだ。これまでの戦いぶりをDeNAの前身である横浜を率いて1998年に日本一監督となった評論家、権藤博さん(78)に振り返ってもらった。

 DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)は広島とのCSファイナルステージの第4戦(10月23日、マツダスタジアム)で1点リードの七回から本来先発の今永昇太投手(24)を救援に投入。1点差で逃げ切り、翌24日の第5戦では先発の石田健大投手(24)が立ち上がりに2失点すると、早くも二回から三嶋一輝投手(27)へスイッチ。

 2点リードの四回からは第2戦で先発勝利したルーキーの浜口遙大(はるひろ)投手(22)を投げさせる大胆な継投策が実って9-3で圧勝。広島のアドバンテージを含めた対戦成績を4勝2敗としてチーム19年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。

 「ラミレス監督は勝負の仕方をよく分かっている」と権藤さん。「こちらは3位で失うものは何もないし、優勝チームの広島は負けるわけにはいかない。相手のプレッシャーを突く勝負度胸、思い切りのよさが出た采配だった」と振り返る。

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