阪神・秋山、スター気取りは時期尚早 チーム関係者「実質1年目なんだから我慢しても」

 今季のチーム“勝ち頭”で、14日開幕のクライマックスシリーズ(CS)でも先発の軸となる阪神・秋山拓巳投手(26)が、5日の中日戦(甲子園)で6回1失点の粘投。「持っている球種をすべていい感じで投げられたと思う」と充実の表情をみせた。

 2009年に西条高からドラフト4位で入団し、1年目にいきなり4勝を挙げて一躍注目を集めたが、ケガに見舞われてそこから伸び悩んだ。

 それでも昨季4年ぶりに白星をつかみ、勝負をかけた今季はここまでチームトップの12勝(6敗)をマーク。1年間ローテーションを守るのはプロ8年目にして初で、疲れが出たのかこの日を含め、9月から5戦連続で白星がつかなかった。それでも金本監督は「だいぶ調子も上がってきた。安心してみていられる」と信頼を寄せる。

 今季年俸1100万円(推定)からの大幅アップは間違いないところだが、チーム関係者からは早くも“うぬぼれ禁止令”が飛び出した。

 「今オフ、秋山は転居を予定していると聞いた。プロだから豪邸に住んでモチベーションを上げるのはいいことだけど、実質1年目なんだから正直、もう少し我慢してもいいのではと思う」

 ある在阪テレビ局関係者は「当然、番組のゲスト候補になるし、営業関係のパーティーに顔を出してもらえるならお願いする可能性もある」。これに支援者の宴席が殺到すれば、たちまちひいきの引き倒しで、来季への調整遅れに直結する危険性をはらんでいる。

 「石の上にも三年」を実践し、より大きな夢をつかんではどうか。(山戸英州)

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