マエケン 来季先発は無理か プレーオフは救援 ダルに押し出された?

 【大リーグ通信】 

 米大リーグ、ドジャースの前田健太投手(29)が来季、先発投手陣に加われない可能性が出てきた。快進撃から一転、苦戦の末にプレーオフ進出を果たしたチームは、投手陣の再編に乗り出した。短期決戦のプレーオフは先発投手がレギュラーシーズン中の5人から1人減の4人で回せる。5人目の先発扱いの前田の出番はなくなり、救援に配置転換されてしまったのだ。

 来季、前田はまた先発に戻ってこられるのだろうか。これが、非常に心許ないのが現実だ。

 契約の行方が定まらないことを差し引かなければならないが、ドジャースの現有投手陣は絶対的エース左腕のクレイトン・カーショーを筆頭に、ダルビッシュ有、リッチ・ヒル、アレックス・ウッドが控える。前田は韓国人投手の柳賢振と5番目を争う立場にすぎない。

 地元紙ロサンゼルス・タイムズは「ポストシーズンに5番目の先発はいらない。前田と柳賢振には救援の役割を与えた。ロバーツ監督は“来たるべき日にその姿を見られるだろう”と述べた。ドジャースの救援陣は左腕こそ強いが、右腕に難点がある。それに前田は長いイニングを任せられる」と、救援に回った利点を挙げた。

 今季25回先発して12勝(6敗)を挙げているとはいえ、防御率が4点台というのが不満材料で、ドジャース首脳陣の前田に対する評価は先発ではなく違うところにあった。

 全米テレビ局FOXスポーツは前田について、「この29歳の右腕は、今季初めにブルペンにいた(救援投手のこと)時間を過ごした。5回を1失点と好投した。長い回を任せられる重要な救援投手にはぴったりだ」と、先発適性よりロングリリーフに向いていると主張している。

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