早実・清宮幸太郎「プレーで人を幸せにする」 すでに“大物の風格” ファンは早くも期待

 「プレーで見ている人を幸せにする、感動させる選手が理想の姿」。プロ野球を志望する意向を表明した東京・早稲田実業高の清宮幸太郎選手(18)は22日の記者会見で、前を見据えながら野球選手として目指す理想像を語った。その姿からは、すでに“大物の風格”さえ漂い、ファンからは早くも「さらに豪快なスラッガーになれる」と期待の声が上がった。

 会見場となった同校のホールには50社、130人の報道陣が詰めかけた。

 会見では、将来のメジャー挑戦やホームラン記録挑戦に関する質問が多く投げかけられたが、清宮選手は冷静に「目の前のことを一つ一つクリアしていく」と繰り返した。

 父は早稲田大ラグビー部で活躍し、監督としても大学日本一に導いた克幸氏。清宮選手が「早大でラグビーをやりたかったので早実に入った。もともとは大学に行くつもりだった」と明かすと、会場からどよめきが挙がる一幕も。関係者によると、両親は別室で息子の会見を見守ったという。

 清宮選手のプロ入り希望表明を受け、“進学予定”だった早大の学生や大学野球ファンは「残念」としながらも、惜しみなく応援の声を上げた。

 「野球に専念できるプロならば、さらに力をつけて豪快なスラッガーになれると思う。大学進学は年を取ってからでも遅くはない」。こう話すのは早大2年の木原功一さん(20)。「プロ生活に慣れるには時間がかかるだろうが、頑張ってほしい」とした。

 アマチュア野球ファンの渋谷区の会社員、竹田政史さん(51)は「(アマチュア野球界で)ファンの裾野を広げるには清宮選手のようなスターは欠かせない」と悔しそう。プロ入り後については「守備が課題」と指摘した上で「これまでも努力してきたのだから、乗り越えられない課題ではないはず。これからも応援し続けたい」とエールを送った。

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