巨人、自力CS消滅 今月6度目の零封負け

 巨人の打線から快音が聞こえてこない。広島の前にわずか3安打。今月6度目の零封負けに村田ヘッドコーチは「ヒットになれば変な当たりでも良い。さらなる工夫を打者陣にしてもらいたい」と願うように言った。

 好機の数が少なく、チャンスをものにする勝負強さもない。二回、村田の二塁打などで無死一、二塁とこの日最大のチャンスでは、橋本到が一ゴロ併殺に倒れ、続く小林は飛球を打ち上げた。得点への執着が感じられない淡泊な攻撃で、無得点に終わった。

 高橋監督は打開策を模索している。3番で起用し続けてきた不振の坂本勇を、ここ2試合は1番に回した。この日は4打数ノーヒット。光が差してこない。「選手もこちらも考えてはいるが、結果が出なければ…」と指揮官は頭を抱える。

 クライマックスシリーズ(CS)へ、自力で進出する可能性が消えた。苦しむ坂本勇は「また明日」と言って、帰りのバスに乗り込んだ。3位DeNAとはゲーム差0・5。打線の奮起なしにCSへの道は開けない。(浜田慎太郎)

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