大盛況に水差す看板倒れ 稀勢関ら2横綱が次々休場 大相撲秋場所

 3日後に初日を迎える大相撲秋場所が早くも異常事態に見舞われた。稀勢の里関、鶴竜関が次々と休場を決断。初日から2横綱が不在なのは18年ぶりだ。前売り券開始の8月5日には1時間足らずで全日程が完売した大盛況に水を差し、いきなりの看板倒れとなった。

 特に周囲を落胆させるのは、ただ一人の日本出身横綱で絶大な人気を誇る稀勢の里関だろう。左上腕などのけがに耐え、奇跡の逆転優勝を遂げたのは3月の春場所。その翌場所から3場所続けての休場となり、初の全休へと追い込まれた。

 鶴竜関も深刻だ。今年は5場所のうち休場は4度目で3場所連続。8月には32歳となり、置かれた立場はますます厳しくなってきた。

 不安定な上位陣とは裏腹に、大相撲人気は高まる一方だ。今年は全4場所で60日間連続の満員御礼を記録。番付の面で、早くも寂しい秋風が吹き始めた。

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