楽天よサヨナラ~!鷹、直接対決7連勝で優勝へノンストップM12

 (パ・リーグ、ソフトバンク1x-0楽天、21回戦、ソフトバンク12勝9敗、3日、ヤフオクD)歓喜の輪が乱れ重なる一塁ベースと、放心状態で座り込む三塁ベンチ。対照的な光景が底力の差を表した。ソフトバンクが今季5度目のサヨナラ勝ち。しびれる投手戦に、デスパイネが終止符を打った。

 「本当に興奮したよ。両投手がいい投球をしていたけど、最後になんとか打ちたかった」

 0-0の九回二死二塁から、4番・柳田が敬遠された直後、則本の初球を狙った。直球を中前へ。ダイビングキャッチを試みた島内のグラブを弾いた。今季10打数無安打の右腕から、この日は3安打。値千金の一打で猛打賞を決めた。

 「柳田は敬遠だと思った。『ここで打つ』と集中していたよ」

 ベンチも助っ人の勝負強さに期待した。一死一塁から、前日まで2試合連続決勝打の中村晃が犠打。工藤監督の「(進塁させて)プレッシャーをかけ、柳田くんがカウントが悪くなって歩かされたときのまで考えて」という狙い通りになった。

 4連勝で貯金を最多の「42」に伸ばし、8月中旬まで僅差で争った楽天との直接対決は7連勝だ。完全決着でマジック「12」。それでも将は「先を見過ぎず」と気持ちを引き締めた。昨季11・5ゲーム差を逆転されたチームの手が緩む気配はない。ヒーローも誇らしげに仲間をみつめた。

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