フジサンケイC 宮里優作、逆転Vへ「ちょっと無理しないと」…藍の好調に笑顔も

 今季3勝目を狙う宮里が優勝戦線に辛くも踏みとどまった。首位に5打差で迎えたこの日はショットに苦戦。11番(パー4)ではうまく寄せたはずの2打目がピンに当たって跳ね返り、カップから遠ざかる不運も。

 それでも12番で5メートルのパーパットをねじ込むなど粘り強くプレー。17番で2つ目のバーディーを奪ってイーブンパーでしのぎ、1アンダーは維持した。「たくさん見に来てくれたのに、ずっとパーパットばかりで申し訳なかった」。ラウンド後、自身のスコアよりギャラリーを気遣うあたりも宮里らしかった。

 開幕前日の8月30日には、今季限りで引退する妹の藍が9月14日開幕のエビアン選手権(フランス)を現役最後の試合にするとブログで発表。8月に英国で倒れた父、優氏を気遣ってか、「今は家族のサポートがとても重要」とつづった文面に「藍ちゃんらしいね」とうなずき、「間違って(それ以降も)出ないかな」と引退を惜しむ姿があった。

 この日は米国最後の大会を戦っている藍の4位浮上に、「よかったですね」とにっこり。4打差6位で迎える自身の最終日に関しては「プランを外したゴルフじゃないと勝つのは難しいかも。ちょっと無理しないといけないね」。一足先の逆転優勝で、富士山の麓から海の向こうにエールを送るつもりだ。(奥村信哉)

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