ハリル魔術ズバリ!Wエース外し新生ジャパンで“突破率0%”から歓喜W杯決定

 サッカー・ロシアW杯アジア最終予選B組(31日、日本2-0豪州、埼玉)ハリル・ジャパンが奇跡を起こした!! 国際連盟(FIFA)ランキング44位の日本が同45位の豪州を2-0で下し、6大会連続6度目の本大会出場を決めた。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は、勝ったチームがW杯切符を得る大一番でFW浅野拓磨(22)=シュツットガルト、MF井手口陽介(21)=G大阪=ら若手を大胆起用。本大会出場の可能性0%から見事に巻き返し、W杯予選で過去勝利がなかった宿敵を完封した。

 あふれる涙。65歳の指揮官が必死で目頭を押さえた。苦しんでつかんだW杯切符。ハリルホジッチ監督がベンチ前で歓喜の雄たけびをあげる。W杯予選で7戦勝利なし(5分け2敗)だった難敵豪州を倒し、ロシアへの扉をこじ開けた。

 「メルシー、ボークー。ありがとうございました。これは日本国民のための勝利。素晴らしいサポーターを誇りに思う。スタッフと関係者にも感謝したい」

 気温22・0度、湿度63%。秋風を感じる夜に熱いタクトを振った。前線にFW浅野、FW乾。中盤にボール奪取力が高いMF山口、MF井手口を配置。昨年10月のアウェー豪州戦から先発8人、今年6月のイラク戦からも先発4人を入れ替え、FW本田&MF香川のダブルエースを外す大胆な選手起用を図った。

 前半から猛烈な押し上げで豪州に圧をかけ続けた。同41分に浅野の左足ボレーで先制。後半37分にはMF井手口が貴重な追加点をもぎ取った。2人とも20代前半。勝ったチームがW杯切符を決める大一番でみせた覚悟の采配だった。

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