巨人・菅野、自己最多に並ぶ13勝目「いつも通り投げられた」

 まったく危なげない内容だった。巨人・菅野は7回2/3をソロ本塁打1本に抑え、自己最多に並ぶ13勝目。六回に招いた1死満塁というこの日唯一のピンチも、DeNA・ロペスを難なく三ゴロ併殺に仕留めた。これぐらいの投球は当たり前と言わんばかりに、「いつも通り投げられた」と27歳のエースは胸を張った。

 巨人ファンが肝を冷やしたとすれば、八回の降板シーンだろう。一ゴロでベースカバーに入った際に右足を引きずり、そのままマウンドに戻らなかった。一塁ベースに向かってダッシュした際につってしまったという。

 試合後はお立ち台まで走って姿を見せ、「大丈夫です」とファンを安心させた。高橋監督も「次に向けて特に問題はないと思う」と話した。

 ここ7試合はいずれも1失点以下と抜群の安定感を誇る背番号19。「投手の『力』だと思う」と本人が何より意識している防御率も1・87まで下がった。3度目となる最優秀防御率のタイトル、そして初の最多勝に向けて視界良好だ。

 チームは3位・DeNAに連勝し、3ゲーム差に接近。クライマックスシリーズ進出も見えてきた。「負けていい試合なんてない。先頭に立って勝っていけるよう頑張る」と菅野。プレー同様、その口ぶりも“いつも通り”頼もしかった。(浜田慎太郎)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ