ソフトB・東浜、楽天ねじ伏せ4.5差!13勝で勝率とあわせてパ2冠

 (パ・リーグ、楽天1-4ソフトバンク、16回戦、楽天9勝7敗、18日、コボパーク)霧雨の中で重圧をはね返す姿は、まるでエースだ。主戦の投げ合いで地力をぶつけ合った直接対決。首位ソフトバンクの東浜が楽天をねじ伏せた。

 「大事な試合で勝てたことが何よりです。自分の投球だけを心がけました」

 一回一死から連打された一、二塁のピンチをしのぐと、尻上がりの好投だ。五回以降は走者を許さず7回3安打1失点。六回は茂木、ペゲーロ、ウィーラーの得点源を3人で切り、直後に味方の追加点が生まれた。

 リーグ単独トップの13勝目を挙げ、勝率・813と2冠。6月30日にこの場所で敗れて「逃げても抑えられない」と雪辱を誓ってから6連勝。工藤監督は「7、8月に負けていない。自覚も出たし、役割を意識してくれている」と柱を信頼した。

 指揮官は「トレーニングもストイックにやってくれる」と付け加えた。調整も体力強化も、手抜きのない姿勢は主力野手にも「本当に意識が高い」と評価されている。仲間にとって「援護したい投手」。千賀や武田が将来のエース候補と期待されるが、投手陣の先頭を走っているのは背番号「16」。佐藤投手コーチも「いまはチームのトップ」と認めた。

 直接対決の第1戦を勝って4・5ゲーム差とし、この3連戦での首位キープが決まった。右腕は「重圧のかかる試合は増える。個人というよりもチームで勝っていきたい」と締めた。ほっとした笑顔もなくバスに向かう背中にチームを背負っていた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ