稀勢、釜石で鎮魂の土俵入り「こちらの方がよほど厳しい」

 大相撲の横綱稀勢の里(31)は14日、岩手・釜石市で横綱として初めて「東日本大震災復興土俵入り」に参加、横綱日馬富士とともに約1000人の前で鎮魂の土俵入りを披露した。

 「こういうかたちで戻ってこられてよかった。自分の頑張りに比べたら、こちらの方がよほど厳しいと思う」

 震災が起きた6年前も慰問巡業で被災地を巡ったが、当時は関脇。19年ぶりに誕生した国内出身横綱として1分27秒の土俵入りで大地を鎮めた。

 共同会場となった鵜住居(うのすまい)小、釜石東中は災害時、津波への予測行動で中学生222人が隣接する小学生361人の手を引いて高台へ避難。学校の管理下にいた生徒は助かった。小、中学生の生存率が99・8%だった「釜石の奇跡」の象徴とされた。横綱は「自分ももっと頑張らなきゃ」。日頃の備えは稽古にも通ずる。

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