将来の監督候補、巨人・阿部を脅かす爆弾 予想される神経質なまでの“身体検査”、幹部候補枯渇の現実

 通算2000安打まで最終カウントダウンに入った巨人・阿部慎之助内野手(38)。球団の生え抜きで4人目の快挙だが、将来の監督手形になる保証はない。

 阿部は8日の阪神戦(東京ドーム)で2安打。大台到達まで残り「4」とした。「ファーストストライクを積極的に行くことができた」との言葉通り、“産みの苦しみ”とは無縁。一塁守備でも好守を連発し「まぐれです」と照れた。

 この日は長嶋茂雄終身名誉監督も観戦。阿部の決めぜりふを意識してか、「サイコーですね。いい打撃をしている」、「守備? 今日に関してはサイコー」とたたえた。

 長嶋氏を含め歴代2000安打記録者は、スターを監督に据える名門球団の伝統に従ってきた。だが4人目の柴田勲氏だけは未就任。評論家時代に起こした刑事事件もその一因とされる。

 まもなく5人目の栄誉に浴する阿部も、実績は文句のつけようがないが、球団関係者は「週刊誌が球団側に事実確認を求めてきた私生活の“爆弾”には、まだ世に出ていないものもある。ひょっとすると、将来ネックになるかもしれない」と表情を曇らせる。

 巨人は不祥事頻発でコンプライアンス重視がうたわれながら、今年もFAで新加入の山口俊が器物損壊と傷害の疑いで警視庁の捜査を受け、無期限の謹慎処分中。今後の監督人事ではさらに、神経質なまでの“身体検査”が予想される情勢だ。

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