盛岡大付、王者・作新学院を2安打斬り!平松が1失点完投

 第99回全国高校野球選手権大会第2日(9日、甲子園)1回戦4試合が行われた。盛岡大付(岩手)は昨夏全国制覇を果たした作新学院(栃木)に4-1で勝利。プロ注目右腕の平松竜也投手(3年)が2安打完投した。前橋育英(群馬)は4番・飯島大夢内野手(3年)が1本塁打を含む3安打3打点の活躍で山梨学院に12-5で大勝。優勝した2013年以来の夏勝利を挙げた。松商学園(長野)は12-3で土浦日大(茨城)に圧勝。明徳義塾(高知)は日大山形を延長十二回、6-3で振り切った。

 3点リードで迎えた九回二死満塁。盛岡大付・平松は、フルカウントまで粘られたが、内角にスライダーを投げて右飛に仕留め、勝利を手中にした。

 「最後はあと1つのアウトがとれない雰囲気だった。三浦(瑞樹投手)と継投のはずが、1人で投げ切ってしまった」

 試合後は吹き出す汗をぬぐいながら、緊迫の場面を振り返った。夏連覇に挑む作新学院を相手に、一体、何球投げられるかが分からなかった。今春のセンバツ前に右肩靱帯(じんたい)を損傷し、投球練習を再開したのは6月中旬。岩手大会では最長8回を投げたが、決勝以来ノースロー。6日にようやくキャッチボールを再開したばかりだったが、甲子園では一、九回に自己最速の145キロに迫る143キロをマーク。136球で完投した。

 関口監督は「きょうは王者の作新学院さんを相手に、どのような発表会ができるかだった。七回で継投のつもりだったが(平松に)懸けた」と完投に驚きを隠さなかった。

 「東北初の優勝を成し遂げたいが、まずは、目の前の試合を真剣にやりたい」

 2安打9三振におさえた一方で9四死球と、制球には課題を残した平松は不安を一掃。虎視眈々と優勝を狙っている。

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