清宮不在の甲子園 経済効果350億円 関大名誉教授試算「過去最高」

 スーパースター不在も“過去最高”に-。甲子園球場(兵庫県西宮市)で7日開幕する第99回全国高校野球選手権大会の経済効果は約350億8千万円に上るとの試算を、関西大の宮本勝浩名誉教授がまとめた。プロ注目の強打者、清宮幸太郎選手を擁する早稲田実業は惜しくも出場を逃したが、宮本名誉教授が過去2度行った夏の甲子園の調査結果を上回った。

 過去5大会の平均入場者数(84万4200人)を基に、選手や保護者ら学校関係者とファンらが使う交通費や飲食費、宿泊費などの「直接消費支出」と関連産業で働く人の所得増などの「波及効果」を合算、経済効果を割り出した。

 今年は直接消費支出の総額が162億4千万円、波及効果は188億4千万円。初めて調査した平成26年の計約245億円、2度目に調査した昨年の計約344億円を上回り、最も高くなった。

 理由について宮本名誉教授は、「応援団や選手のホテルが個室化するなど、支出額が年々増えているため」と指摘。「清宮選手が甲子園に出場した場合は、さらにプラス35億円ほどの経済効果が見込まれていただろう」と話した。

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