巨人・亀井、2本塁打5安打6打点 「たまにはあってもいいのかな」

 蒸し暑い静岡の夜は巨人・亀井の独壇場だった。2本塁打を含む5安打6打点。「たまにはこういうことがあっていいのかな」。望外の結果に、自分自身も驚いているようだった。

 圧巻だったのは五回の第3打席。2-2の同点の場面で右翼席に3ランを突き刺した。接戦から一転、チームに勝利を手繰り寄せ、高橋監督は「走者がたまったところでの本塁打が一番ありがたい」と持ち上げた。

 この打席を終え、サイクル安打へ残すは三塁打。第4打席は右翼席へ2ラン。第5打席は右翼線への適時二塁打と、大記録達成はならなかった。周囲の期待をよそに、本人は「足が遅いので、ないと思っていた。十分です」と満足そうに振り返った。

 開幕からしばらくは代打がメーンだった。先発への思いを封印し、ひと振りにかけてきた。代打で打率・344と好成績を残し、7月21日以降は9試合連続で先発出場を続ける。ベンチを温める日々を経験したからこそ、先発の味を「悪いものではない。プロは出続けないと」とかみしめる。

 巨人は今季初の2桁得点で4連勝。「チームも状態は良くなっている。勝ちにこだわっていきたい」と亀井。7月28日に35歳になったベテランが、上昇気流をもたらしている。(浜田慎太郎)

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