錦織が小学生と交流、車いす選手と「ユニバーサル」テーマに テニス

 男子テニスで世界ランキング8位の錦織圭(27)=日清食品=が19日、東京都内で行われたスポンサー企業のイベントで小学生と交流、柔らかな笑顔で子供たちと触れ合った。

 出演したのは「LIXIL錦織チャレンジ~ユニバーサルテニス体験~」と題したイベント。品川区立台場小学校の児童24人が、車いすテニス女子で国内ランキング7位の船水梓緒里(しおり、16)=エイベックス=をお手本に競技用車いすを体験するなどしたイベントだったが、そこにサプライズゲストとして錦織が登場。テニス体験をした子供に「うまいねえ」と声をかけてハイタッチしたり、子供と組んで船水組と“対戦”したり。エキシビションとして船水と打ち合う姿を見せたり、“股抜き”や“エア・ケイ”といった技を披露する場面もあった。

 「子供たちにはたくさんのパワーをもらえる」と話していた錦織。「みんなうまかったし、楽しかった。彼女(船水)もトレーニングや練習は大変だと思う置けど、ナンバーワンを目指して頑張ってください。みんなも夢に向かって頑張って」と励ました。

 このイベントは錦織のスポンサー、LIXILのユニバーサル活動「リクシル すすめる、ユニバーサル。」の一環。イベントに先立って錦織は同社の発表会で公式アンバサダーに就任した。

 「ユニバーサル社会」とは、年齢や人種、国籍や障害のあるなしに関係なく、誰もが活躍できる社会を意味する。錦織は「アンバサダーの活動を通じて、ユニバーサル社会をたくさんの方に知ってほしい」と錦織。交流のあるパラアスリートに車いすテニスの第一人者、国枝慎吾(33)=ユニクロ=の名を挙げ、「とても尊敬している選手の一人。人間としてもすばらしい人」とした。

 また「友人が脚を切断して、パラリンピックに出たいという気持ちを持っており、自分自身も手助けできればと思っている。同じスポーツ界でサポートできるのは、とてもうれしい」とした。

 2020年東京五輪については「まだ3年。道のりは長い。それまでに実力を上げて、またメダルを取れるよう実力を付けていたい」と、銅メダルを獲得したリオデジャネイロ五輪に続く2大会連続のメダル獲得に意欲的。「さらに実力を付け、体も強くしていれば、(東京五輪は)とても良い時期。ホームカントリーでできるのは大きなアドバンテージになる」と意欲を燃やした。

 また同社では「LIXIL錦織チャレンジ スポーツ施設サポートプロジェクト」を発表。錦織の公式戦での勝利数に応じて、同社のユニバーサルデザインのシャワーを希望するスポーツ施設に贈呈するもので、実施期間は19日から11月30日まで。錦織は今季、すでに27勝を挙げている。

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