楽天の頼れる“ハクション大魔王”ウィーラーの正体 同僚・藤田「あんな助っ人なかなかいない」

 前半戦で貯金「26」を稼ぎ、パ・リーグ首位でターンした楽天。「がんばろう東北」を合言葉に球団創設初の日本一に輝いた2013年以来4年ぶりのリーグVへ向け、原動力となっているのが来日3年目のゼラス・ウィーラー内野手(30)だ。打線の主軸で、明るい性格のムードメーカーでもある助っ人は、そのコミカルな風貌から楽天の「ハクション大魔王」とも呼ばれる。興味深い素顔に迫った。(山戸英州)

 「本当に陽気なキャラクター。彼のおかげでチームが救われたことは多々あるよ」

 球団幹部の1人がこう胸をなでおろすほど、ウィーラーはすっかりチームに溶け込んでいる。前半戦は打率・288、19本塁打、51打点。全75試合に出場し、43試合が3番で、32試合が4番。梨田監督は下位でチャンスを作り、上位に並ぶペゲーロ、ウィーラー、アマダーの助っ人3選手で得点するパターンで勝ち続けてきた。

 ウィーラーは来日1年目の2015年、4度もファーム落ちを命じられた。前出の幹部は「外国人選手は2軍調整を命じられると、心が折れたり腐ったりすることが多いが、彼には不思議と最初からそれがなかった。米国でもポジションを与えられるような立場ではなかったからね。日本でも同じ覚悟でプレーし続けていたということだろう」と感心する。

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