楽天、4点差はね返し首位に再浮上 銀次が勝ち越し打

 試合開始の午後1時時点での気温は30・2度。夏の強い日差しが照りつける中、楽天が底力を示した。4点差の劣勢をはね返しての逆転勝利で首位に再浮上。「ピンチは何度もあったけど、よく逆転できた」。梨田監督の口元が緩んだ。

 選手会長の銀次のバットが勝利を呼び込んだ。4-4の同点で迎えた七回1死一、三塁。打席に立つ前、背番号33は自らに言い聞かせた。「自分のスイングをしたら、ヒットになる」。西武の3番手・武隈が投じた1球目のスライダーを強振した打球は中前へ。貴重な勝ち越し適時打に「自分が打ってやろう、という強い気持ちだった」と力を込めた。

 交流戦期間中の打率は・233と精彩を欠いたが、7月に限れば打率・538と絶好調だ。「今は(打撃の際に)体が大きく使えているし、いい形でバットが出ている」と銀次。この日は適時打を含む3安打で、打率も・320に上昇。チームの方針で今季は本職の一塁ではなく二塁を守ることも多いが、そつのない守備でもチームを支えた。

 首位に返り咲いたチームは、11日から2位ソフトバンクと敵地での2連戦が控える。「攻めの野球で戦っていく」と銀次。前半戦の集大成となる2試合は相手にひるむことなく、地に足をつけて戦う。(浅野英介)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ