ソフトバンク、柳田の一発で奪首!楽天捕らえ79試合目で初の単独首位

 (パ・リーグ、日本ハム1-4ソフトバンク、13回戦、ソフトバンク9勝4敗、7日、札幌D)チームの勢いを象徴する豪快な一発で、ついにパ・リーグのトップを奪った。ソフトバンクが79試合目で初の単独首位。絶好調の柳田は、手応えを楽しむように打球を見つめてから走り始めた。

 「自分のスイングを心がけて打席に入りました。自分のポイントでしっかり打てました」

 三回、今宮の先制打の直後の一死一塁で、有原の149キロをたたいた。左中間へリーグトップの22号2ラン。72打点と、ともに2冠を快走する男の2試合連続アーチで早々に主導権を握った。

 この日は2年ぶり4度目となる月間MVPも受賞。6月は打率・363、12本塁打、31打点。どんな場面でも「自分のスイングをすることだけ」と必要以上のことを考えないという。それだけ好調。7月も快音は続き、リーグ2位の打率・320も内川と1厘差。3冠も目の前だが「いやいや、シーズンは長いので。必死にやるだけです」と笑った。

 心配なのは五回に右膝に自打球を当てたこと。遊飛に倒れて交代し、試合中に札幌市内の病院へ向かい「右膝蓋骨(しつがいこつ)打撲」と診断された。工藤監督は「そんなに(悪くない)とは聞いているけど、膝なので。あした(8日)の様子を見て」と慎重も、幸い重傷ではないもよう。将は奪首に「ありがとうございます。またあした勝てるように」と冷静。打線を引っ張る柳田も、思いは同じだ。

 「チーム成績に直結するところを打たせてもらっている。背負いすぎてもよくないし、やれることをしっかり(する)」

 今季3度目の5連勝で最多の貯金「25」も、ナインは地に足をつけたまま。常勝軍団の平常心は何よりも強い。(安藤理)

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