楽天800勝!剛球戻った釜田、自己最速154キロマークし4勝目

 (パ・リーグ、ロッテ2-6楽天、12回戦、楽天9勝3敗、5日、ゾゾマリン)楽天は5日、ロッテ12回戦(ZOZOマリン)に6-2で勝利して、球団通算800勝に到達した。ソフトバンクと「マイナス0・5」ゲーム差で、パ・リーグ首位を死守。中21日で先発した釜田佳直投手(23)が、自己最速の154キロをマークした直球を軸に好投し、6回2失点で4勝目(2敗)を挙げた。

 その数字は、苦難を乗り越えた先に見つけた手応えを示していた。「こだわりはないけれど、やっぱりうれしさはありました」。釜田は、少しはにかんで振り返った。

 154キロ-。三回一死、田村から空振り三振を奪った直球は自己最速を記録した。2014年3月に右肘靱帯(じんたい)再建手術を受けてから「球速は気にしていなかった」という。メスを入れて以来、こだわりを捨てていたはずの剛速球がこの夜、ついに戻った。

 腕を縦に振る意識を徹底した投球フォームの修正が実り「真っすぐの感覚が良かった」と直球主体の投球に切り替えた。四回に2点を失い、逆転されたが「何とか踏ん張っていけば、必ず点を取ってくれる」と92球の粘投。6回2失点で4勝目を手にした。

 前回先発した6月13日のヤクルト戦(神宮)から中21日の登板だった。現状では登板間隔が決まっておらず、先発ローテの谷間を埋める存在。チームは18日の日本ハム戦(函館)から9月まで、6連戦が7週も続く。釜田は貴重な存在だ。

 「与えられたチャンスをものにして、ローテーションに入れるように。しっかりと結果を残すことが、チームのためになれば」

 「マイナス0・5」ゲーム差ながら、勝率でソフトバンクを上回っており、首位を堅守。プロ6年目右腕が球団通算700勝に続き、同800勝にも貢献した。 (佐藤春佳)

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