センバツで打倒清宮幸太郎に燃える好投手たち、18・44メートルを挟んだ戦いに注目

 【高校野球通信】

 3月19日から甲子園球場で行われる選抜高校野球大会で、最も注目を集めるのは怪物スラッガー、早実(東京)の清宮幸太郎(2年)であることに違いはないだろう。その打棒を野球ファンと同様に楽しみにしているのが、打倒・清宮に燃える全国の好敵手たちだ。昨秋の公式戦で激闘を繰り広げた投手も多く、再戦の時を手ぐすね引いて待っている。

 早実とともに東京都から出場となった日大三の左腕・桜井周斗(2年)との再戦を待ち望んでいるのは、むしろ清宮の方か。昨秋の東京大会決勝で日大三は早実に敗れたものの、桜井は清宮から5打席すべてで三振を奪取。清宮も「こんなに三振したことはない。対戦した中で断トツにいい投手」と完敗を認めるしかなかった。

 三振を奪った球種はすべてスライダー。第1、2打席でボール球を振らせると、第3打席はインコースのボールゾーンからストライクになる軌道で見逃しに仕留める。第4、5打席は再びボール球を振らせて完璧に翻弄した。清宮攻略の糸口も示した桜井は高校球界で唯一、清宮を見下ろすことができる投手なのかもしれない。

 早実打線から計14三振を奪いながらの敗戦に試合後、「三振を取っても勝たないと意味がない」と悔しがりつつ、清宮に関しては「(バットに)当たらないと思った」と言ってのけた。全国にその名をとどろかせた清宮の“天敵”は、「清宮はスライダーだけで抑えられない。一度負けたチームに負けたくない」と清宮を返り討ちにした上で早実にリベンジすることを誓っている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ

    どう思う?

    「どう思う?」一覧