“信州球児”異郷から春の選抜へ 上田出身 日大三高・日置航選手 活躍に高まる期待

 第89回選抜高校野球大会が3月19日に甲子園で開幕する。長野県内の高校の出場はかなわなかったが、異郷で白球を追う上田市出身の球児が、信州の期待を一身に背負って夢舞台に立つ。日大三(東京)の日置航(わたる)遊撃手(16)=1年=だ。約1年前に巣立った上田南リーグはじめ野球関係者や市民らは、胸躍る「春」を迎えようとしている。

 日置選手は、小学3年のときに上田南マイナーで本格的に野球を始め、同リトル時代は2年連続で日本選手権に出場した。同シニアでは中学3年(上田第二中)で投手兼遊撃手、そして主将として日本選手権など全国3大会にコマを進め、上田南リーグ初のベスト8に2度導いた。

 とにかく「規格外」だった。わけても打撃が魅力で中学3年時の通算打率は5割を超え、長打率はなんと10割だった。シニア時代の監督、加藤進さん(46)は「長打力と確実性の高さは群を抜いていた。持久力、瞬発力に加え、性格も明るくて後輩たちの面倒見がよく、チームを引っ張るリーダシップがすばらしかった」と振り返る。

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