今年はいろいろありました 覚醒剤から銃弾所持も…2016年・球界事件簿

 投手と打者の「二刀流」に挑む大谷翔平選手の活躍などで、日本ハムの10年ぶりの日本一で幕を閉じた2016年のプロ野球。華々しさの裏側では、球界関係者による「不祥事」が目立った。銃弾所持で逮捕された選手もいれば、春季キャンプ中に覚醒剤所持で逮捕された元大物選手も。今年の球界を駆け巡った「事件」を振り返る。

■殿堂候補者から「除外」

 春季キャンプが始動して早々の2月2日。球界を揺るがす衝撃的な一報が、12球団の各キャンプ地を駆け巡った。

 PL学園高時代は「KKコンビ」で世間の注目を集め、プロ野球では西武、巨人などで主砲として活躍した清原和博氏が、警視庁に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された。球界のスターだった清原氏の逮捕の一報は、球界関係者だけでなくプロ野球ファンにも大きな衝撃を与えた。

 その後に東京地裁で開かれた公判では起訴事実を認め、5月には懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決が下された。公判での被告人質問で清原氏は「ストレスや不安は野球で解決できていた。引退後、日頃のそういうものの解決方法がなくなり、薬物に負けてしまった」などと後悔をにじませた。

 11月30日には来年の野球殿堂入りの候補者が発表されたが、有罪判決が確定したことを受けて清原氏は候補者から「除外」された。

 復帰の可能性は残されているものの、かつてのスター選手にとっては、野球人生に汚点を残す事件となった。

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