酔って部員殴る…野洲高サッカー部・前監督の暴力が表面化

 高校サッカー界の名門校で、監督による部員への暴力沙汰があったことが3日、分かった。滋賀県立野洲高(野洲市)の男性教諭(53)が、1年前の第94回全国高校サッカー選手権大会の遠征先で飲酒して部員を蹴るなどしていたことが表面化。「セクシーフットボール」を標榜することで知られる“名物指導者”で、県教育委員会は3月に訓告処分としていたが公表はしていなかった。

 野洲は今月末からの第95回全国大会にも2年連続10回目の出場を決めており、30日の開幕戦で関東第一(東京B)と対決する。その大舞台を控える重要な時期に、ちょうど1年前の監督による不祥事が発覚した。

 県教委によると昨年12月28日、野洲サッカー部監督だった男性教諭は全国大会出場のため東京に遠征中、宿泊先のホテルで部員の男子生徒の頭を平手でたたき、別の男子生徒の足を蹴ったという。外で知人と会食してホテルに戻った際に暴力をふるったとされ、飲酒した状態だったようだ。

 生徒たちにけがはなかった。ただ、暴力行為が全体の士気にも影響したのか、3日後の12月31日の聖和学園(宮城)との初戦で1-7の大敗を喫していた。

 暴力沙汰は今年2月になって、部員の保護者が県教委に届け出て発覚。教諭は「コミュニケーションのつもりでやった。大変申し訳ない」と行為を認め謝罪。県教委は3月、懲戒処分には至らないものの厳重文書訓告の処分としたが、処分について公表はしなかった。

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