巨人軍の歴史に「暴力団」の名が刻まれる…山口組組員逮捕で“賭博関与”明確に

 ついに“裏社会の盟主”があぶり出された。プロ野球巨人の元投手らによる野球賭博事件で、元投手らが関与した野球賭博を主催したとして、警視庁組織犯罪対策4課は24日、賭博開帳図利の疑いで指定暴力団山口組系組員の男ら3人を逮捕した。球界の盟主、巨人軍の長い歴史に、日本最大の暴力団の名が刻まれるという不名誉な事態へと発展した。

 一連の野球賭博事件では、同ほう助などの罪に問われた元選手の笠原将生被告(25)の公判で、胴元役と暴力団関係者のつながりが指摘されていたが、関与が明確になったのは初めてだ。

 組対4課は笠原被告らを逮捕後の6月下旬、野球賭博に関わった疑いがあるとして、東京都内や名古屋市内の暴力団事務所など関係先十数カ所を捜索。

 押収した資料を分析するなどし、野球賭博を主催したとして、賭博開帳図利容疑で逮捕・起訴された元飲食店経営の斉藤聡被告(38)や、大学院生の松永成夫被告(40)ら胴元側の3人の上位の胴元として、暴力団関係者が関与したとみて裏付けを進めていた。

 関係者によると、野球賭博の主催者側は「大胴元」「中胴元」「小胴元」の階級に分かれているといい、斉藤被告らは、この階級での「小胴元」。今回浮上した3人の暴力団員は「中胴元」とみられており、斉藤被告らにハンディ表を渡したり、客の賭け金の調整を行っていた疑いが持たれている。

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