福岡に「笠原の店」オープン 巨人&鷹、立ち入り禁止令 ウニ料理が名物

 巨人は10日、新たに野球賭博への関与が発覚した高木京介投手(26)を野球協約の規定に基づき日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナー(74)に告発した。球界が一連の疑惑の全容解明へ乗り出そうとする中、同日に福岡市内である飲食店がオープン。賭博問題で昨年11月にNPBから無期失格処分を受け巨人から解雇された、同市出身の笠原将生元投手(25)が実質的な店主とみられている。故郷でかつての同僚たちがソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)に臨んだ日に、あえて開店した真意は何か。 (笹森倫)

 福岡市内の繁華街・中洲の路地裏の一角にある飲食店ビル。新店舗はその3階にあった。午後5時半のオープンを前に、入り口前にできた人だかりは、名物のウニ料理が待ちきれない客ではなく、テレビカメラやスチールカメラを構えた報道陣だった。

 店内にいると思われる笠原元投手への取材を申し込むと、応対した男性は「笠原さんて分かんないんですけど。自分は手伝いなんで、この店のどうこうは知らない。開店前で忙しいんで。お客じゃないなら不法侵入ですよ」と無関係を強調。「取材目的でのご来店は固くお断り」などと張り紙され、文末には「店主」とのみ書かれていた。

 だが店名には笠原元投手の名前にもある「将」の1字があった。ソフトバンク関係者は「あそこは笠原の店でしょ。こういう騒動の後だから本人名義じゃ(テナントを)貸してもらえないだろうけど、身内か誰かの名義だろう。笠原も店に立つらしいが、もちろんウチの人間が行くわけにはいかないよ」。さらに「弟がかわいそう。無神経すぎるんじゃないか」と吐き捨てた。

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