日本一おいしいコメで活躍を 佐渡市がセーリングを支援

 朱鷺の郷が日の丸セーラーズを支援-。セーリングのリオデジャネイロ五輪日本代表を、新潟・佐渡市や同市の農協が特産米で支援することが決まり、4日、贈呈式が東京都内で行われた。

 式では、佐渡市の甲斐元也市長から、男子RSX級リオ五輪代表の富沢慎(31)=トヨタ自動車東日本=に佐渡産コシヒカリが手渡された。このコメで作られたおにぎりを試食した富沢は、同県柏崎市出身で新潟のおいしいお米を食べ慣れているが、「モチモチしておいしい」。さらに「日本一のおにぎりは、多分世界一です。私たちも世界一目指して頑張ります」と感謝した。

 日本セーリング連盟で代表チームのサポートスタッフを務める武田哲子びわこ成蹊スポーツ大専任講師が昨年6月に新潟市で講演した際、「おにぎりは選手の武器」と話したこと聞いた同市関係者らが、「冷めてもおいしいことは佐渡米のPR点。ぜひ協力を」と申し出た。武田氏が昨年12月のリオ合宿に佐渡米を持ち込み、おにぎりとして提供したところ、選手からは「今日のおにぎりはおいしい」と大好評だったという。

 日本はリオデジャネイロ五輪で実施される10種目のうち5種目で出場権を獲得しているが、さらに3月のアジア最終予選(アブダビ)で、最大3種目で出場権獲得の可能性がある。佐渡市などでは五輪へ向けた合宿と本番までで計300キロ程度を提供する予定だが、現在20人前後で行われている合宿の参加人数が増える場合にも対応するとしている。

 佐渡市は国際保護鳥のトキの自然繁殖を進めており、えさ場にできるよう、自然農法による田んぼでのコメ育成に取り組んできた。現在、島内には150~160羽が生息しており、その環境で作られたコメの「安全・安心」をアピールしている。

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