日本代表、主力信頼しすぎたツケ…不調の本田フル起用、初戦の遠藤投入:イザ!

2014.6.27 10:20

日本代表、主力信頼しすぎたツケ…不調の本田フル起用、初戦の遠藤投入

 【勝ち点1の現実】(上)

 5大会連続のW杯に挑んだ日本代表はわずかに勝ち点1、1次リーグC組最下位という惨敗に終わった。過去最強の陣容をそろえ、史上初の8強入りも期待された中で、なぜ、日本は勝てなかったのか-。「王国」ブラジルで苦戦した原因と4年後に向けた再建の糸口を探った。

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 「たとえ格上が相手でも勇気を持って戦う自分たちのアイデンティティーは発揮できた」

 25日、ブラジルでの拠点、イトゥで選手たちに監督退任を伝えたザッケローニ監督は目に涙を浮かべながら、異国で育てたまな弟子をねぎらった。

 「何でも言い合える関係だった」。主将として何度も激論を交わした長谷部は、イタリア人指揮官と厚い信頼関係を構築してきたが、一方で集大成のW杯で強い絆があだとなった。

 ザッケローニ監督が攻撃陣で唯一、1次リーグ全3試合にフル出場させた本田。チーム発足時からの大黒柱だが、1月に移籍したACミランでは精彩を欠き、代表でも本調子からほど遠かった。W杯直前の強化試合では圧倒的なキープ力が影を潜め、攻撃のスピードを停滞させる存在になってしまった。

 それでも、指揮官は本大会で起用を続けた。コートジボワール戦では先制弾をたたき込んだが、後半のスタミナ切れは深刻だった。同点とされたゴールは本田のボール喪失がきっかけだった。コロンビア戦でも岡崎の得点をアシストしたが、2失点にも絡んでいる。不調の背番号4を引っ張り続ける判断は果たして正しかったのか。

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