「道具」を大切にする心 「用具係」DeNA入来祐作に見たプライド:イザ!

2014.5.10 19:20

「道具」を大切にする心 「用具係」DeNA入来祐作に見たプライド

 ■あの杉原もマナーの人だった

 イチローにしても青木にしても、現役としてのキャリアは他の選手と比べて確実に長い。「生涯現役」を標榜した小さなプロゴルファー、杉原輝雄さん(享年74)にも同じことが言えた。ラウンド中、第1打の後に必ずティーグラウンドに飛んだティーペグを拾っていた。しかも、他の選手が拾わずに残したティーペグまで片付けていたことを思い出す。“マムシ”の異名をとった男にすれば、使い捨てのティーペグにもクラブと同様の愛着があったのだろう。

 杉原のプロとしてのキャリアは実に半世紀に及んだ。そして、完璧なまでのマナーはアマチュアの規範となった。「どんな道具にも魂が宿る」。三振してもOBを打っても、道具を粗末に扱わず、道具のせいにもしない。その普遍の道理は、プロもアマも関係ないようだ。

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