「道具」を大切にする心 「用具係」DeNA入来祐作に見たプライド:イザ!

2014.5.10 19:20

「道具」を大切にする心 「用具係」DeNA入来祐作に見たプライド

 入来といえば、兄弟でプロ野球で活躍したエースである。中でも弟の祐作はPL学園-亜細亜大-本田技研をへて、巨人にドラフト1位で入団した速球派右腕。「炎の投手」の異名をとったが、周囲の期待をよそにプロでは通算35勝にとどまり、その輝きは長く続かなかった。

 引退後は打撃投手を務めていたが、「第二の人生」でも試練が待っていた。「ストライクが入らない」。打撃投手として致命的ともいうべき挫折を経験し、現在はファンから見ればさらに遠い存在の「用具係」として汗を流す。CMに登場する入来は日の当たらない「裏方」でも卑屈にならず、仕事への矜恃(きょうじ)をのぞかせる。新たな職場で現役時代の何分の一かの輝きを取り戻しているように見える。

 ■「他人任せにしない」心得

 「道具を大切にできない人は、いつかその道具に裏切られる」-。プロゴルファー、青木功が週刊誌に連載中のコラムに書いた言葉に「魔法」のような力がこもっていた。青木流の「ゴルファー心得」は、多くのゴルファーにとって耳が痛かったに違いない。

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