名門・PL学園、監督が決まらぬ理由…「付き人システム」の功罪:イザ!

2014.4.29 17:00

名門・PL学園、監督が決まらぬ理由…「付き人システム」の功罪

 今の高校野球界は有力な中学生の獲得競争が激化しており、これが成績に直結している。同じ大阪で、甲子園で史上7校目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭の寮は「同学年、同部屋」が基本。「自分のことは自分でやる」との方針で下級生の精神的負担を軽減している。時代が変わる中、付け人制度を存続させれば、もはや有力な中学生は入学してくれない。

 さらに、PL教団が関わる高校で、ひんぱんに部内暴力が起きている状態を放置すれば、「宗教法人としてのメンツがつぶれると考えたのでは」と指摘する関係者もいる。

 そんな状況を考えると、新監督にはOBで元巨人の桑田真澄氏が適任だと思っている。現役引退後、早大大学院に入学し、プロ野球の現役選手にアンケートを行い、体罰や精神野球の功罪を研究。「体罰不要」を強く訴えているからだ。

 桑田氏は現在、東大野球部の強化を手伝っているが、危機に瀕している母校の建て直しに一肌脱ぐ方が先決ではないかと思っている。(運動部編集委員)

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