キム・ヨナ判定問題、ついにISU提訴へ踏み切る韓国 これも恨の文化なのか

 韓国側、ISUの両者の主張が平行線をたどり、事態は混迷の度を深めるばかりだが、問題の根底には韓国文化の根底に潜む要因が起因しているとの指摘もある。米週刊誌ニューズウイークは「キム・ヨナ採点騒動と韓国『恨』の文化」と題し、「ヨナが流した涙を見た韓国人たちの胸には、この国の伝統的な思考様式『恨(ハン)』が渦巻いている。恨とは不公正な状況下でのやり場のない悲しみや苦悩、受容といった複雑な感情を指す言葉。特異な文化であり、外国人には非常に理解しづらいものだ」と指摘。そして、「韓国・不可能な国」の著書があるダニエル・デューダー氏の考えとして「彼らにとって、今回の出来事は『大国にいじめられる韓国』という構図を思い起こさせる。だからこそ恨が呼び覚まされるのだろう」と核心を突く。

 キム・ヨナのマネジメント会社は今回の提訴を「国民の世論を十分に反映した結果だ」と評価。そのうえで「今回の提訴を通じ、これまで何度も繰り返されてきた韓国選手の判定騒動や不利益がこれ以上くりかえされないきっかけになってほしい」と期待した。

 この問題は、2月20日に行われたフィギュア女子フリーで、ほぼミスのない演技をしたキム・ヨナが219・11点だったのに対し、着氷で一度のミスがあったアデリナ・ソトニコワ(ロシア)がキム・ヨナを上回る224・59点を獲得したことで、判定が開催国寄りで「不公正だ」などと韓国側が問題視していた。

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