尾を引くキム・ヨナ採点問題…「調査しない」とISU、韓国は納得するか

 世界中を巻き込んだ騒動に発展したソチ五輪のフィギュアスケート女子の採点問題。国際スケート連盟(ISU)は五輪最終日を迎えた2月23日にチンクアンタ会長がフリーの採点に疑問の声が上がっている問題に関して、「現時点でどこの国からも抗議は受けていない。手続きとして検証はするが、問題がなければ調査しない」との考えを示した。聯合ニュースは22日に韓国スケート連盟がISUに採点が公正に行われたかの調査を要請したと報じており、ISUは2002年ソルトレイクシティー五輪で起きた採点問題の再燃を懸念し、早めの事態収拾を図った格好だ。ただ、五輪が終わっても韓国以外のメディアが同問題を取り上げ、依然沈静化は図られそうにない。

 韓国の中央日報(電子版)が24日報じたところによると、米ニュース専門チャネル、CNNは23日、ソチ五輪閉幕に合わせてソチ五輪で起こった忘れられない15の出来事のうちキム・ヨナの判定論議を8番目を挙げた。CNNは「キム・ヨナは2回のクリアな演技をした。彼女に金メダルが与えられたのだろうか。違う。代わりにロシアでさえ大きな期待を寄せていなかったアデリナ・ソトニコワの手に金メダルが渡った」と伝えた。 

 20日に行われたフィギュア女子フリー。前日のショートプログラム(SP)で1位だったキム・ヨナ(韓国)が144.29点で銀メダルに終わり、同2位だったアデリナ・ソトニコワ(ロシア)が149.95点を挙げて逆転で金メダルを獲得した。プログラム構成点数は上回っていたものの、技術点でキム・ヨナ(66・69点)はソトニコワ(75・54点)より9点近く低かった。このため出来栄え点(GOE)に問題があるのではと疑問が呈された。キム・ヨナの9・20点に対し、ソトニコワは11・11点だった。

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