日本に慣れるな!阪神の新守護神・呉昇桓、157キロ「石直球」熟成に集中せよ:イザ!

2014.2.2 18:39

日本に慣れるな!阪神の新守護神・呉昇桓、157キロ「石直球」熟成に集中せよ

 佐野氏はもうひとつのポイントも挙げました。それは宣銅烈の失敗を教訓にしたものです。

 「宣も来日当初は日本の野球に慣れようとしすぎたんです。自分の投球を100%やりきる方に頭がいかなかった。コースを丹念について、抑えようという、日本的な投球スタイルを追いかけてしまった。2年目からは自分のボールをしっかり投げ込む方向に変わりました。だから2年目以降は成功したのです。これは今の巨人・マチソンも同じです。呉も妙に日本野球に溶け込もうとしないで、自分のボールを100%投げきるスタイルで行くべきですね」

 よく日本球界を勉強するとか、日本の野球に馴染もうとする…なんて話がありますが、度が過ぎると逆効果だそうです。

 後はセットポジションの時にクイックモーションができるかどうか、も問題点として指摘されています。しかし、呉が投げるのは基本的に九回の1イニング。「クイックができないのは大きな欠陥にはならない」という球界関係者もいます。さて、大事な場面でクイックモーションがポイントになる試合が今シーズン、出てきますかね。

 呉昇桓は冷静沈着な性格で知られています。本塁打性の打球を打たれても表情や顔色ひとつ変わらず、感情を滅多に表に出さない。相手打者は呉の調子や心理状態を読み難く、抑え投手としての活躍に役に立っているそうです。「石仏」とか「ラストボス」と呼ばれていたそうです。宜野座キャンプでの立ち振る舞いも常に堂々としていて、冒頭の表現通り、オーラを発散しているように思えるのかもしれませんね。

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