長距離走「双子」なぜ強い?「宗」や「設楽」…負けられないという“相乗効果”?:イザ!

2014.1.19 09:47

長距離走「双子」なぜ強い?「宗」や「設楽」…負けられないという“相乗効果”?

 正月の箱根駅伝は1組の双子が注目を集めた。東洋大の2年ぶりの総合優勝に貢献した設楽(したら)兄弟。まず、弟の悠太が3区で区間賞を取ってトップに立つと、山登りの5区では兄の啓太が負けじと、やはり区間賞の走りで2位以下との差を広げ、往路からしっかりと主導権を握った。

 この2人、ともに小学6年で陸上を始め、高校、大学と同じ学校で切磋琢磨してきた。1万メートルの自己ベストを見ても、啓太が27分51秒54、悠太が27分54秒82とほぼ互角。悠太は兄について「一番負けたくないライバル」と話し、啓太も「弟がいたから自分もここまでやってくることができた」と強調する。卒業後は啓太がコニカミノルタ、悠太はホンダに就職することが決まっているが、近い将来のマラソン挑戦が期待される2人。今後は別々の道を歩むが、6年後の東京五輪では2人そろってスタートラインに立つことも決して夢ではないだろう。

 マラソン界で双子といえば、真っ先に思い出されるのが1980年代に瀬古利彦氏とともに活躍し、日本のマラソン人気を押し上げた宗兄弟だ。自己ベストは弟の猛が2時間8分55秒で、兄の茂が2時間9分5秒と弟がややリードしているが、2人が一緒に走ったマラソンでは兄の方が勝った回数は多いという。どちらかといえば兄が天才肌で弟が努力家とタイプは違ったそうだが、互いの存在があったからこそ、一線で長く活躍できたのだろう。

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