前回得点王・小屋松、鮮やか2発 京都橘、市船橋下し4強 高校サッカー

 1万人超が見守った注目カードで、京都橘の小屋松が気を吐いた。

 0-0で迎えた後半5分、相手ボールを奪った中野からのパスを受けると、左サイドをドリブルで疾走。「足下にいいボールが来た。ワンテンポずらして打った」。50メートル5秒8の快足でマークを振り切り、左足で豪快な先制弾をたたき込んだ。

 26分には藤村に一度預けてスペースを突き、折り返しを右足で冷静にネットを揺らす。鮮やかな2得点に、市船橋の朝岡監督も「彼が素晴らしかったといわざるをえない」と脱帽した。

 準Vの前回大会は、2トップを組んだ1学年上の仙頭とともに得点王。新チームで主将を任されると、マークを引きつけ周囲を生かす役割もこなしプレーの幅を広げた。

 藤枝東(静岡)との初戦ではPKを外す場面もあったが、続く那覇西(沖縄)戦で今大会初ゴールを決め勢いに乗った。米沢監督も「彼のプレーはいつも通りだったが、大舞台でいつも通りやるのがいかに難しいか。この1年でよく成長した」と高く評価した。

 U-18(18歳以下)日本代表を経験し、J1名古屋入団も決まっている。「伝統校とも戦えると証明できた。次も結果を出せるよう、チームのためにプレーしたい」。PK戦で敗れた前回決勝の雪辱を期す小屋松は、歩みを止めない。(奥村信哉)

注目まとめ

    アクセスランキング

    もっと見る

    ピックアップ

      どう思う?

      「どう思う?」一覧