社会保険適用拡大から一年、働く主婦はどうしたか? 扶養内52.0%、扶養外14.3%

ビースタイル
一年前との比較では「扶養内」10.5ポイント減、「扶養外」5.6ポイント増~しゅふJOB総研調査~

主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』(事業運営者:株式会社ビースタイル/本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)の調査機関しゅふJOB総研は『社会保険適用拡大』をテーマに働く主婦層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数406件)

■調査結果概要

扶養内に収めた52.0%、扶養を外した14.3%
一年前アンケートとの比較
フリーコメントより

1.扶養内に収めた52.0%、扶養を外した14.3%

[画像1: https://prtimes.jp/i/3176/202/resize/d3176-202-476984-6.jpg ]

2.一年前アンケートとの比較

[画像2: https://prtimes.jp/i/3176/202/resize/d3176-202-220758-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/3176/202/resize/d3176-202-778868-2.jpg ]

3.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
<扶養枠内に収めて働くことにしたと回答した人>
・将来的には魅力があるが、現実的には、将来のことよりも、現実の収入を増やしたいから(40代:パート/アルバイト)
・扶養内で働きたいので収入が減って困る(40代:パート/アルバイト)
・所得税のように働いている人全員に適用すべきだと思う。結局のところ、範囲拡大といっても扶養枠があるのでそれ以内に収めていきたいし、所得税の範囲と違ってきているので面倒。払わなくていいものは払いたくないと思うのが実状では?(40代:パート/アルバイト)
・世間の時給が底上げになっているのに、下限が低すぎる(40代:パート/アルバイト)
・パート主婦の少しの賃金の中から社会保険料を引かれ、税金もひかれるとなると打撃は大きいので適用範囲内でしか働かない人が多い。扶養枠を外して働き、社会保険料を支払っても|将来もらえる年金が不安定なので信用ならない(50代:パート/アルバイト)
・少しでも社会保険を払う人を増やしたい制度だけど、主婦は扶養控除を入ったり抜けたり、面倒なので余り、扶養控除内を抜けて迄働きたくない(50代:パート/アルバイト)
・昨年度前に戻して欲しい。おかげで働く時間抑えました(30代:派遣社員)
・社会保険に加入すれば将来の年金額が増えると言うが、そもそも払っただけ貰えない制度なのに、わざわざ加入するメリットがない。今現在の手取りが確実に増える方が良い。加入後でも手取りが増えるほど働く時間を増やす余裕がない(30代:パート/アルバイト)
・大きな会社に勤めている方は、社会保険の負担があり、小さな会社では変わらず夫の扶養枠内。この不公平感がたまらない。それに年金と合わせて月数万円の社保は出来たら負担したくないに決まっている。税制改革をしても、この社保を全員負担を基本としない限りは、意味がないと思う(40代:派遣社員)
・どうせ社会保険かかるならかからないようにおさめよう、となっているので意味がない。結局はいっぱい稼げないと、もったいないな、と制限してしまうと思う(30代:派遣社員)
・社会保険の枠が上がっても、その他の枠がかわらなければ働き方を変える予定はない(30代:パート/アルバイト)
・失敗ではないかと思います。現在働いている会社で離職者が多く発生し人手不足となっています(50代:パート/アルバイト)
・保険料がもう少し安ければ扶養枠を外して働きたい(40代:パート/アルバイト)
・選択制にすれば良いのに。働きづらくなる(50代:フリー/自営業)
・友人はパートで社保に加入したが、実際手取りは減ってバイトをしている。また、扶養内に戻ると言っている。そもそも、扶養内を廃止してくれれば、割り切れるのにと思った(40代:派遣社員)

<扶養枠を外して働くことにしたと回答した人>
・時給単価が高い人にとっては嬉しい(40代:派遣社員)
・社会保険制度の適用拡大は不公平感がある。そもそも国保、社保の負担額は違うし、払う人払わない人がいて、払う人だけに負担がかかる。不公平感を無くすためにも、社会保険の保険料を上げるのではなく、消費税での負担のほうがよい(40代:パート/アルバイト)
・社会保険加入できるのは、将来に備え大きなメリットになる。適用範囲拡大になりよかった(50代:派遣社員)
・社会保険適用になるかどうか、扶養にはならないが個人で社会保険に加入(国民健康保険/国民年金)するかどうか、個々人の事情に応じて選択できるようにフレキシブルに就業先や派遣会社が相談に応じてくれると良いと思います(40代:フリー/自営業)
・制度の詳細説明がされずに加入させられたので、国も会社側に補助金などを出して、社会保険加入のメリットも拡充して欲しい(40代:派遣社員)
・良さをあまり感じられない。厚生年金をもらうころには、良かったと思えるのか疑問だ(30代:パート/アルバイト)
・判り易くしてほしい(50代:契約社員)
・派遣元が社会保険料の負担を負いたくないがため、何とか適用範囲外にしようと画策し、対象だと認めてもらうのに苦労した…(50代:派遣社員)
・収入は多く無いのに、社会保険など引かれる額が大きい(40代:契約社員)
・とれる所からとるのだなとしか思えないです。他にいろいろ方法があるのでは?(40代:派遣社員)
・社会保険の対象になったのはいいが、そもそもギリギリのところで加入しているので、支払いの金額をもっと少なくしてほしい。今まで0円だったのが、一気に2万~3万の支払いになる。段階をもっと作って欲しい(40代:派遣社員)
・手取り額が減ることがとても嫌です。職場では人手不足のため、できる限り勤務しようとすると、社員保険の適用となります。しかし少しの額が越えるだけで、非常に損をした気持ちになります。年金が将来、しっかりもらえるのか不透明なため、不安な気持ちです(30代:パート/アルバイト)
・保険に入れれば将来の年金も助かる(40代:パート/アルバイト)
・契約期間は2ヶ月です、社会保険の範囲拡大により連続勤務ができなくなっています。2ヶ月働き1ヶ月空けなければなりません。また1ヶ月後の就業も約束されてはいません 1ヶ月だけの仕事を探すのは困難なのでいっそ扶養を外れて働こうと職探しをしていますが51歳になるとなかなか見つかりません(50代:パート/アルバイト)
・最終的に自分に返ってくるなら社会保険だろうが税金だろうが払えるだけ払う|その確証がないからみんな不満なだけ(30代:パート/アルバイト)

■しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より

[画像4: https://prtimes.jp/i/3176/202/resize/d3176-202-232169-5.jpg ]

パートタイマーへの社会保険適用条件が拡大された直後にアンケートを取得した際、扶養内に収めたと回答した主婦層の割合は6割を超えました。それから約一年。再度取得したアンケートでも、扶養内に収めたと回答した数が半数を超えています。しかし一方で、一年前よりおよそ10ポイント減少。引き続きの流れとしては扶養枠に収めようとする動きの方が強いものの、一年経ってその流れは少し弱まったようです。この一年で時給相場が上昇したことも影響しているのかもしれません。
 フリーコメントに寄せられた声を見ると、扶養内=制度に反対、扶養外=制度に賛成、という単純な図式ではないことがわかります。社会保険適用条件の拡大に対しては、扶養内か扶養外かを問わず賛否両論見られます。また気になるのは、制度がわかりづらいという声や社会保険に入れさせないようにする企業があるという声。社会保険加入条件が拡大された直後、一部の専門家でさえ「年収106万以上」と誤った条件を伝えてしまうなど、情報が混乱しました。正しいルールを確認することはもちろん、保険加入逃れのような不正行為に対しては厳しい社会の目を向ける必要があると考えます。

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/3176/table/202_1.jpg ]

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/3176/table/202_2.jpg ]

<しゅふJOB総研について>
[画像5: https://prtimes.jp/i/3176/202/resize/d3176-202-961892-3.jpg ]

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、 もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」 そんな志のもとにつくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために定期的なアンケート等の調査を実施、結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<株式会社ビースタイルについて>
[画像6: https://prtimes.jp/i/3176/202/resize/d3176-202-661008-4.jpg ]

企業理念は「best basic style」。時代に合わせて新たなスタンダードをつくる会社です。この理念に基づき、2002年の創業以来、働きたい主婦に対して就業支援を行って参りました。約15年間で生み出した主婦の雇用数はのべ10万人。女性がそれぞれの価値観、ライフスタイルに合わせて働くことができる社会の実現に向け、派遣・在宅・エグゼクティブなど、様々な『しゅふJOBサービス』を提供しています。

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