日印がACSA締結 両首脳が電話会談で歓迎

 政府は10日、自衛隊とインド軍が物資や役務を互いに融通する「物品役務相互提供協定(ACSA)」に署名したと発表した。署名は9日に行った。自衛隊とインド軍が食料や燃料、弾薬などを相互に提供できるようになり、国連平和維持活動(PKO)や災害救援活動の際の連携・協力の円滑化が期待できる。

 安倍晋三首相とモディ首相が10日に電話会談し、日印ACSAが署名に至ったことを歓迎した。会談に同席した西村明宏官房副長官は記者会見で「自衛隊とインド軍との間で緊密な連携が促進され、日印両国が国際社会の平和、安全に一層積極的に寄与することが期待される」と述べた。

 日本政府は米、英、仏、オーストラリア、カナダとそれぞれACSAを締結しており、インドは6カ国目。安倍首相は日米豪印4カ国による安全保障協力の強化に取り組んできており、10日のモディ氏との会談でも4カ国連携について言及があった。

 日印両政府は平成30年8月の防衛相会談でACSA締結に向けた調整作業に着手することで合意。安倍首相は昨年12月に訪印し、ACSA締結で実質合意を目指していたが、インド北東部の治安悪化で訪問を延期していた。

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