政府、「立皇嗣の礼」など一連儀式の概要決定

 政府は21日、皇位継承に関する式典委員会(委員長・安倍晋三首相)を開き、天皇陛下のご即位に伴い秋篠宮さまが皇位継承順位1位となられたことを示す4月の「立皇嗣(りっこうし)の礼」の概要を決めた。19日に行われる中心儀式の「立皇嗣宣明(せんめい)の儀」など一連の儀式は憲法で規定する国事行為として行う。賓客と食事を共にする「宮中饗宴の儀」は、天皇陛下が皇太子時代に臨まれた平成3年の「立太子の礼」を原則的に踏襲するが、当時よりも回数を減らすなど簡素化する。

 首相は式典委で「皇位の継承に伴う一連の式典の最後を飾る立皇嗣の礼が、国民の祝福の中で滞りなく行われるようにお願いしたい」と述べた。

 19日午前11時から皇居・宮殿「松の間」で行う立皇嗣宣明の儀は、天皇陛下、秋篠宮さまのお言葉に続き首相がお祝いの言葉にあたる「寿詞(よごと)」を述べる。招待者は三権の長や駐日大使ら約350人。平成時よりも国交のある国が増え、同じ基準では松の間の収容人数を上回る可能性があるため、対象から元三権の長を除くなど基準を見直した。

 秋篠宮さまが天皇、皇后両陛下に謝恩の辞を述べられる「朝見の儀」は同日午後4時半から松の間で行われ、両陛下は秋篠宮ご夫妻に御盃などを授けられる。

 宮中饗宴の儀は4月21日に計2回、「豊明殿」「春秋の間」でいずれも立食形式で行う。平成時は2日間で計3回、すべて着席形式だったが、皇族方のご負担軽減などから簡素化する。招待者数も平成時の約1070人から減り、現時点で750人前後を見込む。

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