菅官房長官、強烈外交デビュー! ポンペオ氏と会談、米側は「異例の厚遇」

 菅義偉官房長官が強烈な外交デビューを果たした。9日午後(日本時間10日午前)、米ワシントンの国務省で、マイク・ポンペオ国務長官と会談したのだ。10日にはマイク・ペンス副大統領との会談も予定されるなど、米側の「異例の厚遇」ぶりが際立つ。4月1日の新元号発表で知名度を上げた「令和おじさん」は一躍、「ポスト安倍」レースでも他の候補を圧倒しそうだ。

 「北朝鮮による新たな飛翔(ひしょう)体発射には、日米で分析し、今後の対応を含め、あらゆるレベルで緊密に連携することで一致した」

 菅氏は、ポンペオ氏との会談後、記者団にこう語った。

 北朝鮮は4日に「戦術誘導兵器」と称する飛翔体を飛ばしたのに続き、9日にも複数の弾道ミサイルを発射した。菅、ポンペオ両氏は、北朝鮮への認識をすり合わせた。

 菅氏はまた、安倍晋三首相が日本人拉致問題を進展させるため、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と、前提条件を付けずに首脳会談に挑む決意を固めたことを伝え、協力を求めた。

 これに先立ち、菅氏はワシントン郊外の国防総省で、パトリック・シャナハン国防長官代行とも会談した。ドナルド・トランプ大統領は同日、シャナハン氏を新たな国防長官に指名した。

 菅氏は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設についてシャナハン氏と意見交換し、沖縄の基地負担軽減を最優先に、日米のさらなる連携強化について確認し合った。

 菅氏は国内で危機管理対応を担うポストにあり、外国出張は2015年10月の米領グアム以来。

 ポンペオ氏と2人並び、堂々と写真撮影に応じたシーンは、世界に存在感を見せつけた。

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