国由合併に影響か…衆院大阪12区補選、足並みに乱れ

 国民民主、自由両党の合併構想が大詰めを迎えている。玉木雄一郎、小沢一郎両代表は11日にも会談し、今月30日と定めた交渉期限に向け、合併の可否などを協議する。ただ、両党は衆院大阪12区補欠選挙(21日投開票日)への対応に温度差が生じており、合併構想に影響を及ぼしかねない。

 国民民主党は10日の拡大執行役員会で、大阪12区補選は「自主投票」で臨む方針を改めて確認した。一方、自由党は共産党系の無所属候補を推薦している。

 小沢氏は8日、共産党の志位和夫委員長とともに共産党系候補の事務所へ激励に出向き、立候補の決断を「敬意を表する」とたたえた。共産党との表立った協力を避けようとする国民民主党の姿勢とは対照的だ。

 玉木氏は10日の記者会見で補選の対応の違いが合併構想に与える影響は「全くない」と強調した。だが、「参院選の前哨戦」(党幹部)での不一致は、同じ党として一体感を醸成できるかという問題につながる。

 ただでさえ小沢氏は、合併に向けた国民民主党側の党内手続きの遅さにいらだちを募らせている。「大きな固まり」(玉木氏)という掛け声とは裏腹に、両党の距離感は際立つばかりだ。(広池慶一)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ