竹下亘会長、石破氏支持表明へ 衆院は首相支持多く 派の対応分裂の見通し

 自民党竹下派(平成研究会、55人)会長の竹下亘総務会長が8日に開く同派臨時役員会で、9月の総裁選で石破茂元幹事長を支持する意向を表明する見通しとなった。同派の参院側(21人)は石破氏を支持する方針なのに対し、衆院側(34人)は安倍晋三首相(党総裁)の連続3選支持を求める声が多い。竹下派は事実上、「自主投票」で臨むことになり、派内の対応が分裂するのは必至だ。

 竹下氏は7日、衆参両院の所属議員とそれぞれ対応を協議した。参院側会合では、対応を一任され石破氏支持で動く吉田博美参院幹事長が「総裁選で論陣を張り、国民に訴えることが来年の統一地方選や参院選の勝利につながる」と述べた。竹下氏は、首相と対決しても「冷遇されることはない」と述べ、石破氏支持をにじませた。

 対応が決まっていない衆院側の会合は、2日の前回聴取を欠席した議員ら9人が意見を述べ、7人が首相を支持するか評価すると表明した。

 竹下氏は7日の記者会見で、衆参で支持候補の一本化を目指す考えを示した。しかし臨時役員会では、派の所属議員に対して石破氏支持を強制しない方針だ。それでも、首相を支持する衆院側幹部が反発するのは避けられず、臨時役員会は混乱も予想される。

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