自民党総裁選 安倍晋三首相陣営、事実上の選対本部始動 党員票でも圧勝目指す

 9月の自民党総裁選に向け、安倍晋三首相(党総裁)を支持する党内主要4派の幹部が3日、党本部で会合を開き、事実上の合同選対本部を始動させた。首相は連続3選後の政権基盤を盤石にするため「圧勝」にこだわっており、4派は国会議員票と同じ比率を持つ党員票も確実に集票できるよう、全国に選挙態勢を築くことを申し合わせた。首相も3日、党員票を意識しながら、地方議員らとの面会や勉強会を重ねた。

 党本部で開かれた4派の会合には、首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会、94人)の下村博文、麻生派(志公会、59人)の棚橋泰文、二階派(志帥会、44人)の平沢勝栄の各事務総長に加え、岸田派(宏池会、48人)の望月義夫事務総長らが出席した。

 岸田派は、岸田文雄政調会長が先月24日に不出馬と首相の支持を打ち出したことから、今回から首相陣営に加わった。

 「安倍総裁が国政に邁進(まいしん)できるよう、私どもは総裁選の実務を全力でやって支えたい」

 司会役の棚橋氏はこう強調。4派の幹部はゲン担ぎの意味も込めたカツカレーを食べながら総裁選までの日程を確認した。会合では、首相への支持を呼びかける党員向け集会を47都道府県で開くことを決めた。さらに、4派に所属する国会議員を衆院の全289選挙区ごとに責任者として割り振り、党員票の集票を徹底することも確認した。

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